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⛳️The Open 2015 in St.Andrews(全英オープンゴルフ)

更新日:2021年12月11日

今年2021年 149回大会のThe Openは、日系のコリン・モリカワが優勝、

来年は150回でSt Andrewsに帰ってくる。


St Andrews Old CourseにThe Openが帰ってくる。

コロナの終息を願い、来年はなんとかして再び、Old Courseでの

The Openを観戦したい。


そんな願いを込めて、2015年前回のOld CourseでのThe Openの観戦日記を

みなさんにご披露させていただきます。





The Open 2015


最初の計画では、セントアンドリュースにホテルを取ろうとしたが、

3月の時点で街の中の宿泊施設はオールドコースホテル以外は空いていなかった。


いろいろ検討した結果、エンディンバラに宿泊することにして街中のホテルを探したが、リーズナブルな価格のホテルが見つからなかった。


少し郊外を探してみたら、エディンバラの中心から10分強のところにエディンバラ公園という駅があり、そこから歩いて行ける距離にNOVOTELがあったので、ここに決めた。

決して安くはないがエディンバラ中心よりは幾らか安価であった。


グラスゴウから電車で1時間弱、駅に着いてみると真ん前にショッピングセンターがあり、TESCOが入っている。

前日までの朝食がヘビーだったので、ここではサラダを買って、野菜中心の食事に切り替えることができそうだ。


ホテルを7:30頃出発してエディンバラの手前のHaymarketという駅で乗り換える。

ホームにはゴルフ用の大きな傘をもった集団が幾つかあり、

間違いなくセントアンドリュースを目指す人逹だとわかる。

席に座れないのではないかと心配したが、ゆったりと座っていくことができた。


電車はダンディ行きだが、Leuchars(ルーカーズ)という駅でほとんど人が降りた。

ここがセントアンドリュースへの最寄駅。

ホームからジグザグ上のスロープがあって、

電車から降りた人たちはぞろぞろと行列を作ってそこを渡っていく。

というよりもそこを歩かされるようになっている。

反対側には駅員が待っていて、チケットを確認している。


私がチケットを見せると”Please buy ticket”と言われて行列から外された。

前方に進むように指示される。

あとで振り返ると、行列のほとんどの人はシャトルバスのチケットをあらかじめ持っていたようだ。

”5pounds” 係の女の子が請求するので£5を紙幣で払うと、

小さい紙切れをくれた。これがシャトルバスのチケットだった。


バスは、ぎゅうぎゅう詰めになるまで待たずに発射した。

2人掛けの席に一人で座ることができた。

これでストレスなくオールドコースに連れて行ってくれる。


バスを降りると、正面が南エントランスになっていて、オールドコースホテルの付近であった。

チケットを買って、手荷物検査を受けて会場に入る。




The OpenのHPで事前にチケットについていろいろと調べたが、£80が最低価格だった。

HPの表現がわかりにくく、こちらの先入観が邪魔してよく理解できていなかった。


£80というのは指定席付きの価格だと思っていたら、一般の大人の入場料だった。

指定席付きや駐車場付きはもっと高い料金となる。


周辺のラグビー場などが駐車場として貸し出されている。町中がゴルフ一色だ。

入場してすぐに1番のティーグランドに行ってみた。豪雨で中断があったようだ。

数人のスタッフがたまった水をスイルカンバーンに流しているところだった。

ティーグランドの横のパター練習場に行ってみた。

次にスタートする日本人選手の岩田プロが練習をしていた。


スタート地点は人でごった返している。

コーヒーショップ、フィッシュ&チップス、アイスクリーム、ビール、グレンモランジのブースまであった。

私の人生でこんなに多くの人を見たのは初めて、ものすごいお金が動いているのを感じる。ボランティアの人たちのユニフォームやスタンドなどの設置にかかる費用だけでも、ものすごい金額になるとおもう。


1パーティは、3選手とそのキャディで6人、選手の名前とスコアを示した看板持ちとスコア連絡係り2人、バンカー均し1人その他取り巻きを入れると15人くらいの構成で、一団で歩いていく。


はじめはグリーンサイドやフェアウエイなどで歩きながら観戦するつもりだったが、

日本のコースやその他の近代的なコースと違いオールドコースは横長なので、

選手と一緒にずっと歩いていくと同じパーティを追っかけるようになってしまう。

逆に人が多いので、良い場所をとるにはあまり動いてしまうと不利になる。

人垣の後ろでは身長の低い日本人は不利になる。おじさんの背中をみていても仕方がない。


こういう状況だったので、定点鑑賞に方針を切り替えた。7番→11番の交差した地点なら、複数のコースが一緒に見られると思い、スタンド観戦に切り替えた。

11番のティーグランドの横の席に急いだ、まだ、トップスタートの選手が到着していなかったが、観客は続々と詰め掛けている。

あと15分遅かったら座れなくなってしまった。結局このスタンドで16:00くらいまで観戦した。

その間ボランティアのおばさんたちは、スタンドの空席管理を完璧に行っていた。

私が席を立った時点でも、スタンドに入るための行列は続いていた。


11時頃になって岩田プロが来た。全然元気がない。もう帰ろうかなと思っていたが、もうすこし後ろにビッグネームが控えているので辛抱した。最近の若いプレーヤーは、名前は聞いたことがあるがみんな同じような顔に見えてしまう。歳のせいだ。


藤田や池田も来た。藤田はいやに派手なパンツを履いているが、小さいので子供みたいだ。

池田プロはあのセンスの悪いズボンとがに股歩きでちょっと周囲から浮いている感じがする。

この翌年くらいから池田プロは衣装を変えて可愛くなった。

スポンサーのせいだったのか?


サー・ニック・ファルドは流石に貫禄だ。11番のティグランドの先にある10番グリーンで見事バーディ。

8番にはミケルソンが来た。シルエットだけで彼だとわかる。大股でのしのし歩く歩き方が独特だ。そのミケルソンが10番のティショットをグリーン手前50ヤード地点においている。ミケルソン名物のbackspinが見られるかと期待した。


ミケルソンがアプローチのためにグルーンに上がって確認している。

ボールの位置に戻って素振りをしてショット。低いボールでピンの5m先に落ちた。

そこからピンにの手前でバックスピンがかかり、50cm位につけた。見事なスピンだった。


朝はすこし雨が降っていたがスタンドに上がった時には止んでいて、日差しもあった。

トム・レーマンやランガーなど、懐かしい顔をみることができて、楽しいひと時だった。


結局この年は雨のため、5日間の戦いとなり、ザックジョンソンが優勝した。

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