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指ドラムに関するゲシュタルトの崩壊と再構築

更新日:2022年5月29日



(注)読者の方々へ、認知科学的な解釈の部分は全てこのマークになっています)


気がついたら、手元にあったという感じだった。

ツイッターで師匠から紹介してもらった指ドラムがすでに手元にある。師匠の使用モデルと同じ機械を購入した。


Maschine mk3

昨日の午後に届いた。

仕事が終わってから早速箱を開けて、コンセントに繋いでみた。

「え?」という感じ。

ヘッドホンを繋げば、すぐにドラムのような音が流れてくると思っていた。それにしてもつまみやらパッド類がやたらと多い。

何も音が出てこない。ヘッドホンが壊れているわけではない。ヘッドホンはeDrumの音はしっかり拾ってくれる。


「指ドラム」と言うゲシュタルトが崩壊した。


一つゲシュタルトが壊れてしまったので、新たなゲシュタルトを構築していくことになる。素直になって説明書を一から勉強することにした。


師匠ーTwitterで知り合いになった人で、この機械を推薦してくれた私の指ドラムの師匠ーから紹介してもらったYoutubeの動画を見ることにした。


この辺りから私のRASがこの新しい機械に対する情報収集に関して、全開状態となった。


パソコンに繋いで、必要なソフトをインストールし、起動ソフトで立ち上げると言う説明を理解した。しかし説明通りにやったにもかかわらず、必要なソフトがインストールされていなかったので、一旦インストールしたソフトは全てゴミ箱へ捨てて、初めからやり直した。


この段階でシリアルナンバーを登録する必要があるはずだが、登録していないことに気づいた。気づいたと言うより、もやもや感だった。先にアカウントを作成していたので、この画面に誘導されず、起動ソフトは省略されていたのではないかと後で分かった。ーーこの思いつきは無意識からの示唆だった。


全体的に字が小さく、「年寄りいじめ」だと思ったが、これを使う人たちは若い人達で、老眼なんかとは無関係の人達だろうから仕方がないかと、思いなおした。


やっとのことでシリアルナンバーの登録メニューをやっと見つけて、登録を済ませた。


もう一度必要なソフトをインストールする画面を開いたら、必要なソフトの数が増えていて、起動ソフトも含まれていることを確認できた。

2度目のインストールは、容量の大きいプログラムが多く含まれているせいか、時間がかかった。


1日目はここで打ち切って眠りについた。


早朝3時には目が覚めた。無意識に突き動かされるように、パソコンの前に座っていた

全て必要なソフトがインストール済になっていた。


起動ソフトが立ち上がり、すこし変化があったがまだ音は聞こえない。


午前中は仕事があったので、夕方になってチュートリアルビデオを素直な心でもう一度見ていたら、アウトプットデバイスを指定しないとヘッドホンが機能しないことがわかり、1日以上を費やしてやっとヘッドホンから音が聞こえるようになった


何事も新しいものを使い始めるときにはこのようなことが起こる。

後で分かったことだが、パソコンから音を出せるようだ。eDrumのアンプもつながりそうだ。


音が出てみてこの機械が何者なのかということが少しづつわかってきた。

RASによる動画情報の蓄積もゲシュタルト形成に有効に働き始めた。

どうも「指ドラム」という概念だけでは表現できないほどの多くの機能を持っている

ドラムパッドだけでなく、キーボードの機能も併せ持っているようだ。


作曲をすることもできるようだ。

前々から作曲には憧れていた。これを機会に〇〇を次の趣味のゴールに加える決心ができた。(ドリームキラーに悟られるといけないので、〇〇としておく)


「指ドラム」だと思っていたものが、予想外に自分の生活を変化させてくれそうなチャンスを秘めていることがわかってきた。

実は昨年から、Mastering MuseScore School と言うアメリカのサイトで音楽理論の基礎を学んでいる。講義全体の半分くらいまでは消化したのだが、最近は停滞気味になっている。ゴールが決まれば、また前に進むモチベーションが高まる。


昨晩、eDrumではトミー・フラナガンとセッションをしたばかりだった。

これからは2本のスティックから10本の指(パソコンと同じように2本の指だけにならないように祈る)を駆使して、オリジナルの曲を生み出すこともできる。

まずはブルースのコピーから始めるのか?若者はもうこんなやり方はしないのだろうか? 方法は、無意識が考えてくれる


また新たな生活が始まる予感がしている。古いゲシュタルトが崩壊してなくなってしまったことで、新たなゲシュタルトの再構築が始まっている。


改めて師匠に感謝しております。

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