(認知科学)コーチングでは、無意識を書き換えることがゴール達成の有力な手段です。
私は「意識の研究」を勉強することによって、無意識の書き換えの方法などのコーチング理論に加えて、私なりのやり方を考えていきたいと思っています。
この一連のブログ記事は、私の勉強ノートです。
文字を記憶に登録するには、わずかな時間しか かからないのですが、長期間注意をそらせた場合は、私たちは外界のできごとにまったく気づかなくことがあります。
「非注意性盲目」と呼ばれるこの現象は、実験室でも簡単に作り出せるそうです。
一つの実験の事例です
あなたは、コンピューター画面の中央を凝視しながら、上部に注意をを向けるよう指示されます。
そして上部に現れた文字を覚えるよう言われます。
(あなたは、この課題を二回練習できます。)
三回目には、周辺領域に表示される文字と同時に、黒点、数字、あるいは単語などのアイテムが突然中央に現れ、ほぼ一秒間表示されます。
ーー>三分の二近くの被験者は、それに気づかず、
周辺に表示される文字しか見えないと言います。
この後にもう一度同じことを繰り返して、自分が大事な映像を見逃したことを知ります。
このように注意がなくなることは、見えなくなることになのです。
もう一つ有名な事例を紹介したいのですが、もしあなたが将来タイス式のコーチになる予定でしたら、この動画を今回は見ないでとっておいた方が良いと思います。
その方が後で新鮮な気づきを得られます。
「見えない***」という興味深い実験です。
ダン・シモンズとクリストファー・チャブリスによって考案されました。
ここで上のURLからYoutubeの動画を見てから、下記を読んでみてください。
この写真は単なるイメージです
ビデオには、二つのチームがバスケットボールをしているところが映されています。
一方のチームは白いTシャツを、他方は黒いTシャツを着ています。
●視聴者は、白いTシャツを着ているチームがしたパスの回数を数えるよう指示されています。
動画を見終わった時に、さっきのパスの数の質問がなかったかのように、
「***は見えましたか?」と聞かれます。
視聴者は「そんなものは見ていない!」と答えます。
しかしビデオをもう一度見せられると、確かに***が登場することがわかります。
途中で、着ぐるみの***が現れ、あからさまに胸を何度か叩き、そして去っていくところが映っているのです。
これは認知心理学では画期的な研究です。同じ頃、研究者たちは非注意性盲目を引き起こす同様な状
況を数多く見出しています。
人間は単純な操作により、視覚的に明らかなできごとに気づかなくなってしまうのです。
Kommentarer