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難しい課題を抱えた時、机にかじり付いているより、無意識に任せましょう

更新日:2022年5月29日

私は「意識の研究」を勉強することによって、無意識の書き換えの方法などのコーチング理論に加えて、私なりのやり方を考えていきたいと思っています。


この一連のブログ記事は、私の勉強ノートです。

 

今回のテーマは、難しい課題を解決するときに、私も良くやる方法です。

以前は、「運を天に任せて、遊んじゃおう」とか、

「行き詰まってしまったから、ここは気分転換が必要だ」などと、別のことをやったりしていると、いつの間にか解決策が閃くことがありました。


出張などで、新幹線に乗って車窓を眺めているときに、突然アイデアが閃くことがありました。


スタニスラス・ドゥアンヌは、「私たちは意識的な思考のみを意識しているにすぎない。」と言っています。私たちは無意識については、普段ほとんど意識していません。(・・だから「無意識」なのです。)


私たちはつねに、身体的、精神的生活においての意識の役割を過大評価しています。

無意識の力を忘れることで、自分の行動を過度に意識的な判断に結びつけています。

ですから、意識が日常生活の主役であると誤解しています。


私たちは、どのくらい視覚、言語、注意が、気づきの外でも生じ得るかを恐ろしく過小評価しているのです。


史上もっとも偉大な数学者の一人アンリ・ポアンカレの、無意識の作用に関する事例です。


エピソード1

  • 私は、鉱山学校が主催する地質調査のために、住み慣れたカーンを出発した。

    • 旅行中のできごとは、数学の研究を忘れさせた。

    • クタンスに着くと、別の目的地に行くために乗合馬車に乗った。

  • ステップに足を下ろしたまさにその瞬間、何の前触れもなく、フックス関数を定義するために用いていた変換が、非ユーリッド幾何学の変換と同じだという考えがひらめいた。

    • 乗合馬車の座席に腰掛けて会話の最中だったので、この考えを検証する時間はなかった。しかし、それに間違いはないと確信していた。

  • そしてカーンに戻るとき、暇をみてそれを検証した。


エピソード2

  • 私は、以前の研究と何か関係があるとは思ってもいなかった、未解決の算術の問題に注意を向けた。

  • うまくいかずいやになった私は、海岸のリゾート地で二、三日を過ごし、別のことを考えていた。

  • ある朝、断崖の上を歩いていると、不定三元二次形式の数論的変換は非ユークリッド幾何学の変換と同じだという考えが、以前と同じ簡潔さ、明確さで突然浮かんできた。


世界的な数学者ジャック・アダマールは、このエピソードを紹介した上で、数学的発見を、4つの段階に分けて説明します。

  1. 準備

    1. あらゆる準備がなされる段階で、特定の問題について、意図された意識的な吟味が行なわれる。(この正面攻撃はたいがい実を結ばない)

    2. 解明に向けて無意識の作用が始動する。

  2. 孵化

    1. 無意識的な醸成期間、心(無意識)は当該の問題に漠然と関与し、意識的な努力の徴候をまったく示さない。

    2. 孵化の働きは、効果によってしかとらえられない。

  3. 解明

    1. 熟睡したあとや、気ままに散歩しているときに、突然「解明」が生じる。

    2. ソリューションが輝かしく立ち現れ、数学者の意識に侵入してくる。

    3. このソリューションは、たいがい正しい。

  4. 検証

    1. すべての詳細を明確にするには、緩慢で努力を要する意識的な「検証」プロセスが必要とされる。

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