私がクラブを作ってもらったり、スイングを見てもらったりしている師匠が、横須賀の大谷部というところで、ハミングバード・スポルテ(HBS)という名前のお店を営んでいます。
悶絶はすでに6年も続いていました。
「もうやめたい、元に戻したい」と意を決して師匠に伝えました。
返ってきた答えは、「もう元へは戻れません」
2015年、この年はセントアンドリュースがThe Open(全英オープン)の会場ですので、スコットランドの旅程に、The Openの観戦(ブログ記事 ご参照)を加えました。
前日のJohnからのメッセージによりますと、彼は前の週から近くのDundonaldとKelburmという二つのゴルフ場で、ゴルフ場所属プロと一緒にゴルフ教室を始めたらしいのです。
先週彼はフェイスブックで数回PRをしていました。
私の方はやっとHBSのレッスンが頭で理解でき始めてきたところなので、ここで別の流派に変えることはできません。
予防線を張っておかねばと思い、Johnに以下のようなメールを出しました。
Hi, John. I read your message on FB about teaching golf to your clients.
I regret to inform you that I'm learning golf lessons in Japan as below.
So I will be confusing myself if I will take your lesson. So please don't teach me this time.
As you know, my golf clubs have heavier heads and softer shafts than famous golf clubs.
So I can not manage my clubs with my arms. I must move my clubs with my body.
I must not use my arms to swing my golf clubs. I have been struggling to use these monsters for more than 5years.
I regret I could not master the golf swing entirely by the time before the Scotland travel in July 2015.
Swinging golf club like a pendulum, the centrifugal force is much more prominent on the right side of my body.
As a result, my right side is becoming low; the club face will open, the backspin is consuming too large, and the flight distance is shortened.
I have learned to carry my golf club with my body without swinging like a pendulum.
This type of golf swing method is the opposite of my former one.
I was struggling for more than five years.
Every Saturday from the end of June, I went to the craftsman's shop, but it was impossible to learn the golf swing thoroughly.
However, I'm sure I can learn a new swing a few weeks later.
I could not master the golf swing before Scotland travel, but not still; life is over.
I will also be able to go to Scotland next year and beyond.
I'm looking forward to seeing you in Scotland soon.
こんにちはジョン。私はあなたがあなたのクライアントにゴルフを教えていることについて、あなたのFBのメッセージを読みました。
申し訳ございません、私が日本でゴルフのレッスンを受けているのは以下の通りです。
今回あなたのレッスンを受けたら、私は混乱します。今回は私に教えないでください。
ご存知のように、私のゴルフクラブは人気のあるゴルフクラブよりもヘッドが重く、シャフトが柔らかいです。
だから、腕でクラブを管理することはできません。クラブを体で動かさなければなりません。
ゴルフクラブを振るのに腕を使ってはいけません。私はこのモンスターとの戦いで、5年以上苦労しています。
2015年7月のスコットランド旅行前までにゴルフスイングを完全にマスターできなかったことを残念に思います。
振り子のようにゴルフクラブを振ると、体の右側の遠心力が大きすぎます。
右側が低くなり、クラブフェースが開き、バックスピンが大きくなりすぎ、飛距離が短くなります。
振り子のように振らずにゴルフクラブを体で運ぶ方法を学んでいます。
このタイプのゴルフスイング法は、私の以前の方法とは逆です。
私は5年以上苦労していました。
6月末から毎週土曜日に職人の店に行きましたが、ゴルフのスイングを完全に学ぶことはできませんでした。
しかし、数週間後なら、新しいスイングを学ぶことができると確信しています。
スコットランド旅行の前にゴルフスイングをマスターすることはできませんでしたが、それでも人生は終わっていません。
来年以降もスコットランドに行くことができます。
スコットランドでお会いできるのを楽しみにしています。
Johnからは、こんな返事がありました。
彼はキャディもやるので、ゴルファーに対して非常に優しい人なのです。
Thank you for that, hatsuo; you are correct; your swing is very individual and suits you. So you'll be here very soon.
言い訳をしておけば変なプレッシャーがかからなくて済むと思うのですが、
これは自信がないことの裏返しにすぎず、自信がなければやはり成功はおぼつきません。
このメールを送った翌日、最後の練習と思いドライビングレンジに出掛けましたが、力が入りすぎてまだダメでした。
その足で空港宅急便でクラブを送って家に帰ると、2番目に作ってもらったパター(一番目と同じもの)しかないので、
気休めに、これを使って部屋で素振りをしていました。
しかし、突然のひらめきが脳裏を掠めました。
「クラブヘッドの重量でグリップが押される」とはこういうことなのかという感覚が感じられた瞬間でした。
クラブフェイスがボールを見て居る状態を保ちながら、右への体重移動とともに右肘でクラブをあげて行き、
右直立足を確認した後クラブフェイスを伏せたまま落とした後に、右直立を左半身主導で作っていく感覚をつかんだ気がしました。
今度は気のせいでないと良いのですが、HBSのブログには練習場でボールを打つ練習は余り意味がないと書いてあったことを思い出し、密かに期待しています。
このような「わかった!→気のせいだった・・」の連続の5年間でなのです。
(実は、この後も現場ではなかなかこのイメージが出てこない状態が続いたのです。)
前にも触れていますが、脳内イメージを変えることがこのスイングの成功要因でした。
最近(2021年)になって、意識と無意識について深掘りしていますが、
意識で理解できたことを無意識に落としていくことが重要です。
今回のようにゴルフスイングに関しての的確なアファメーションは、
ビジュアライズが効果的なのではないかと
個人的な結論に達しています。
この時点では、私は無意識を書き換える情報をやっと意識した段階でした。
このブログ記事の目的はゴルフスイングレッスンではありません。
脳内イメージを変えることは重要だということをご理解いただければ成功です。
まだまだ、悶絶弾は続きがあります。お楽しみに!
ゴルフがお好きな方は、今後の連載記事にご注目ください。
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