定年後の人生、キャリアに不安を感じている方へ。
私の転機は、ちょうど2000年、40台半ばのことでした。
入社以来、経理(管理会計)→生産企画(工場立ち上げ)
→新工場の工務(総務、人事、経理など)色々な職場を経験。
工場の企画に参加、→そのまま工場に赴任。
ここまで一気に、駆け抜けたという感覚でした。
その後本社に戻ったのですが、
何か心にぽっかりと穴が開いてしまったような日々でした。
そんな時に、トヨタグループの各社から人を集め、
「マネジメントのカイゼンツール開発プロジェクトに参加せよ」
との辞令を受けました。
この辞令がなかったら、今顎ろ私は別の人生を歩んでいたかもしれません。
このプロジェクトのテーマは「マネジメント改善」。
改善にどっぷり浸かった日々でした。
「マネジメント改善」は自分でもかなり気に入っており、
自分にぴったりの仕事ではないかと思うようになっていました。
この頃私は、(定年退職かどうかは別として)退職後の将来のことを考え始めました。
そして気がついたら、私はビジョンを描き始めていました。
退職後は、「改善支援をして国内の製造業を元気にする」というのがその頃からのビジョン。
トヨタ式では、「あるべき姿」
コーチングでは、「ゴール」です。
21年後の現在、その頃描いたビジョン通りの生活となっています。 =未来の記憶です。
もちろんその頃は「認知科学」など知る由もなく、ルー・タイスも日本には上陸前でした。
トヨタの問題解決と認知科学コーチングのイメージを比べて見ると、幾つもの共通点があります。
社内に「マネジメント改善」を展開しながら、自分の中では、
退職後の予行練習のような、
リアルな感覚を感じていました。
社外のプロのコンサルタントに接するときには、必ず自分の現状の能力と比較し、
足りないことを見つけると、すぐに勉強するようになっていました。
認知科学では、私の無意識がゴールに向かって動き出したと説明できます。
皆さんも、このふたつを試してみましょう。
現状の外側にゴールを見つける
そのゴール時点の未来の記憶を描いてみる
私はこれらの経験、トヨタの問題解決と認知科学コーチング理論で、
あなたの未来を描くお手伝いをします。
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