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時間は未来→現在→過去へ流れる

更新日:2022年5月29日

『時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス)』(吉田伸夫 著)という書籍の中に下記のような記述がありました。

著者の吉田氏は物理学者です。


ヒットを打った後のインタビューでは、球種を見極めてからバットを振る決断をしたと答えることがあるが、これは、生理学的にあり得ない。目で見てから体を動かすまでの反応時間を考慮すると、球種がわかるほどボールが進んでからでは、バットをボールに当てることは不可能である。バットを振る意志決定が行われるのは、投手の手からボールが離れた直後(あるいは直前)のはずである。


(中略)


興味深いのは、行動したくなったと意識するのが、準備電位が生じてから0・2~0・3秒ほど後になるという事実である。つまり、意志決定は無意識下で行われ、行動しようと自覚した時点では、すでに脳内で行動の準備が進められているのである。


多くの人は、さまざまな体験が、時間の流れに沿って順に生起すると感じるだろう。しかし、そうした時間感覚自体、脳が捏造したものである。意識を内省するだけで「時間とは何か」という問いに答えようとすると、大きな誤りを犯すことになる。


時間の流れは、物理的に存在するのではない。心の中で流れるのである。


上記イタリック体にした部分はすべて、この著書からの抜粋です。



吉田氏はこの著作の前半の部分で、物理学の理論を駆使して時間についての考察をされています。古典論では時間は法則によって決定されると信じられていたのですが、量子論が証明されてからは、時間と空間は同じように広がりを持つもので、時空と考えるべきだとのべておられます。


古典論では、初期条件という「事実」と微分方程式で表される「法則」によって、未来が決定される(未来だけではなく、初期条件を与えた瞬間より過去の状態も、微分方程式の解として完全に決まる)。ニュートン力学とマクスウェル電磁気学の成功を受けて、20世紀初めまで、学界ではこうした決定論が根強く信じられていた。



仏教では、いまの一瞬が一瞬で消滅すると同時に、一瞬にして次の瞬間が生み出されると考えます。(お釈迦様)


一瞬でなくなるこの宇宙は、そのまま過去に消えていくことになります。

明らかに、時間は現在から過去に流れている、という解釈です。


現在では仏教も物理学も同じ考え方だと言うことが理解できました。


「過去の因果で未来は決まらない

「過去にこだわることが、どれほど無意味か」も再認識

できました。


時間の流れは脳の中で流れています。

あなたの脳に流れています。


未来の記憶を作って、それを現在に引き寄せることで、

あなたのミライをカイゼンできます。


Kaizen your Future

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