時間は、川下からは流れてこない

私は、認知科学コーチングを学ぶ前は、「過去⇨現在⇨未来と時間が流れている」と、何の不思議もなく考えていました。


私が今いる「現在」だけがリアルで、「未来」はまだ実現されていませんし、「過去」はすでに過ぎ去ってしまったので、どちらもリアルでないと考えていました。


しかし、(これが常識だと思っていましたが、この常識的な見方は物理学的には、根拠はないようです。


相対性理論では、「同じ時刻」を一つに決められないということです。

したがって、「現在」だけがリアルだということはありません。

過去・現在・未来という区分は、物理的に意味がないというのです。


「ここ」以外にさまざまな場所が存在するのと同じように、「いま」以外にもさまざまな時刻が、リアルに存在しているようです。


一般相対性理論によって、空間とは動きのない「入れもの」ではなく、動きのある入れ物で、縮んだり、曲がったりしているというちょっと想像ができないようなものだということです。


その一方、量子力学によって、あらゆる場が、「量子でできている」ことが明らかになりました。つまり、あなたも私自身も空間も細かな粒子状の量子でできているそうです。


量子力学の最先端をいく、ループ量子重力理論では、空間は、連続的でなめらかなものでも、無限に分割できるものでもなく、「空間の原子」ともいえる粒によってつくられていると言います。


この「空間の原子」は非常に小さくて、もっとも小さな原子核の一京分の一〔京=1000兆×10] くらい小さなものなのです。


空間とは、何もないものと思い込んでいましたが、実は見えないほど小さい「空間の原子」から成っているということだそうです。


ループ量子理論が「ループ」と呼ばれるのは、「空間の原子」が一つひとつの孤立したものではなく、ほかの仲間たちとリング状につながっていて、空間を編んでいる関係性の網の目を構成していると考えられるところから名前がついています。


ここまでの説明を理解したつもりですが、空間がリンング状だと理解しても、

「リングが空間に浮いているってこと?」


「そんなわけないなリング自体が空間だから」


「空間に空間が浮いていることになってしまう?」


こうした空間の量子の説明をさらに続けると、「じつはどこにも存在していません。」という謎々のような話になってしまいます。


空間は、それぞれの重力の量子の相互作用によって、つくり出されているのだそうです。


世界は物体からできているというよりも、関係性からできているというのは、このことなのです。


量子の世界を基点とした考え方でした。


ループ量子重力理論はさらに極端な結論に展開していきます。


  • 空間の中に、物質が存在しているのではなく、物質と空間はそれぞれ、独立して存在しているということなのです。

  • 「ここ」以外にさまざまな場所が存在するのと同じように、「いま」以外にもさまざまな時刻が、リアルに存在しているようです。


過去・現在・未来という時間区分がなく、すべて同じようにリアルだとすると、時間は、流れるものではなく、空間と同じように拡がりだと考えるのが自然なようです。


根源的な時間という概念までも消えてしまいました。


現代の物理学は、数式で表現するようになっています。

空間や物質の粒を記述する方程式には、もはや「時間」という変数は含まれていません。


時間が消えるということは、すべてが永久に変わらないということではありません。その逆で、変化が偏在しているということなのです。


偏在しているものを、一連の連続する瞬間としてならべれば、時間の概念と同じに戻ってきますが、(時系列に)並べることができないということです。


時間の概念はないという結論になってしまい、私は少し心細く感じています。


 


脳の研究にでは、脳を物理的に解明するところから、脳の機能の研究に移っています。


それが認知科学で、哲学、数学、心理学、AI研究、物理学、言語学なとがクロスオーバーして、研究されています。


人が刺激を受けると脳のどの部分が発火した、というような物理的な脳の研究は、かなり進みましたが、認知科学は脳の機能を、高い次元から解明しています。

そうした脳機能の研究で、宇宙が説明できるのは、脳が宇宙そのものを生み出しているからです。


脳という空間は、生命空間であり、宇宙空間です。


生命宇宙そのものを、脳と呼んでいるのです


わたしたちの脳が宇宙を生み出しているのであれば、時間という概念も、私たちの脳の中にある概念であると、いうことができます。


脳と情報、心は同じものです。

私たちは常識的に、「時間は過去から未来へ向かって流れている」と思っています。


しかし、「時間は未来から過去へ流れる」と考えることで、人生は大きく変わります。



川だって、下流から水は流れてきませんね。


これは、現代分析哲学における時間理論の結論でもあり、東洋哲学では、アビダルマと呼ばれる仏教哲学での古くからの主張でもあります。


この主張は因果のことなのですが、ものごとの因果は未来にあるとは、なかなかわたしたち位は、理解することが困難です。



少し横道に逸れますが、アビダルマのうち、中期以降のものに原子説が書かれているようです。


「物質は多くの原子(パラマ・アヌ、極微)が集合して成り立っているとされる。原子は物質を分割した極限において、もうこれ以上分割できないという大きさである。

(「アヌ」は「微粒子」の意。「パラマ」は「最高の」「極限の」の意)。


多くの人は、過去の失敗や他人(親や教師)の言葉にとらわれ、いまの自分を過小評価して、エフィカシー*を上げることができないでいます。

*エフィカシー:(ゴール達成に向けた、自己能力の自己評価)


しかし、未来のゴールを設定して、その未来に対していまの自分がどうあるべきかを条件づけることで、自己イメージを高く保つことができるのです。


脳に人生のゴールを刷り込むことは、非常に有効なことです。

いまの自分に「人生のゴールをすでに達成した」という未来の記憶を、埋め込んでやるのです。


未来の記憶に強烈なリアリティを与えることができれば、あなたは自動的にその記憶が現実になるように行動していきます。


ホメオスタシスの力が後押ししてくれるのです。


KaizenYourFutureとは、

  • 現在のあなたに向かって流れてくる未来の記憶を、リアルに描く

  • 未来のイメージが悲観的なものであったら、あなたの望むWant toの未来にカイゼンする


もし、明確な未来のイメージがなかったら、私と一緒に作りましょう

閲覧数:12回0件のコメント