日経新聞の記事「定年がゴールだと考えていたが、継続雇用では報酬が下がること以上に、仕事への評価制度がなくなることが嫌だった」
- Hatsuo Yamada
- 2021年11月3日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年5月29日
日経新聞の記事が目に止まりました。
三井宏文氏は損保会社を退職する2年前から、キャリアコンサルタントの資格取得など準備を始めた。「定年がゴールだと考えていたが、継続雇用では報酬が下がること以上に、仕事への評価制度がなくなることが嫌だった」と振り返る。現在は人材紹介や結婚相談などで充実した日々を送る。
「「定年本」に映る不安の背景おじさんの居場所はどこに」
記事の中のこの気持ちよくわかります。
私も20年前に全く同じ気持ちでした。
ゴルフに誘ったり、誘われたりの身近な先輩たちが定年退職で一人一人去っていきました。
そのころは今より年金が多く支給されていましたので、
「明日から年金生活だ!」
「サンデー・毎日だ!」と明るく退職されて行った先輩たち、
退職直後はゴルフに一緒に出かけたりしていましたが、だんだん身体の不調を理由に
ゴルフに誘っても、断られることが多くなり、気がつくと音信不通になっていました。
この新聞の記事にあるように、その後継続雇用の制度もできましたが、
「定年がゴールだと考えていたが、継続雇用では報酬が下がること以上に、仕事への評価制度がなくなることが嫌だった」
私もこの三井氏と同じ気持ちでした。
「継続雇用の制度は利用しない」と固く心に決めていました。
実は継続雇用の制度ができる頃には、私は定年後のミライがある程度見えていました。
頭の中で描いていたミライ。
当初は「年金生活」でしたが、この頃には「カイゼンの支援をして、生活していく」
というように変わっていました。正確には変わったというより、
私は脳の中のイメージをカイゼンしていたのです。
カイゼンはあるべき姿に現状を近づけていく活動です。

具体的には年金生活というイメージを、頭から取り去って、
カイゼン支援をしている姿を「あるべき姿」として、頭の中に描いて(可視化)いきます。

そうすることで、異業種のカイゼン支援に必要なスキルやノウハウに関する情報を、
自分の無意識が頭の中に取り込み始めました。
私は社内のマネジメント教育、カイゼン教育の講師を喜んでたくさん経験しました。
そのうち、社外のカイゼン支援の仕事が来るようになり、
日本の製造業をはじめとして、韓国からも声がかかり武者修行のつもりで、進んで
経験をするようになりました。
カイゼンならなんでも引き受けるという自信が生まれました。
これが私の見つけた #KaizenyourFuture というミライのカイゼン手法です。
その後、私は認知科学をベースとした、苫米地式コーチングに出会いました。
私のやってきたことが認知科学理論で説明できることに気づきました。
あなたも現状の脳の中を可視化して、明るいミライにカイゼンしていきましょう。
そろそろあなたも定年後の人生を、可視化して、あなたのミライをカイゼンしましょう!
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