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日常管理6 自工程完結②

更新日:2022年10月13日

自工程完結活動の始まりの頃、

「八百屋の親父」の話がトヨタグループないで大流行になりました。


現場からオフィスまで、全社で展開する「トヨタの自工程完結」佐々木 眞一著にも出てきますが、「八百屋の親父はなんであんなに元気が良いんだ?」という話です。



元副社長の佐々木さんが言い出したというところまでは聞いていましたが、

後でこの著書を読んで、佐々木さんがこれをイギリス時代に考えたというのが始まりだということを知りました。


「これはスタッフ全員を元気よくする活動」なんだということがわかってきましたので、

私は初めてこれを聞いた時ちょっとピンと来なかったのですが、活動が進むにつれてこれは楽しくなりそうだとワクワクしながら推進したことを覚えています。


スタッフの仕事は、「何のために」、「誰のために」という目的を見失っていることが多くあります。


八百屋の親父はお客さんと直接会話をして、何が希望なのかをしっかりと把握しています。

そして(その情報に従って)仕入れた野菜をお客さんが喜んで買ってくれる。

その日の仕入れの成果がすぐにわかるということだったのです。


山田はこの自工程完結が始まる直前に、関東自動車で開発プロセス改革の活動を推進していました。


その時に各設計者に自分の後工程を明確にしてもらい、後工程の要望に沿って仕事をするようにと呼びかけていました。




後工程の要望を「良品条件」とよび、予め設計者が自分に何が要求されているかを明確にした上で、その仕事をするように全員で進めていきました。



関東自動車では、開発のある部長からこの活動を開発部門全体でやりたいので、力を貸してほしいという依頼がありました。


この直前に開発部門に入り込んで、改善活動を成功させていましたので、「一緒にやろう」ともち掛けられたことは、私にとって最高の賞賛の言葉でした。


この活動の当初には「お前に何がわかる?」と言われました。

それが、「一緒にやってくれ」に変わったのです。


コーチング的に言えば、スコトーマを見事に外すことに成功したのです。


私は内心、この設計者たちを「元気な八百屋に変えてやる!」

という意気込みで活動を始めました。


そして、車両開発のオペレーションプログラム=OPを作り上げました。


これは今でも、車両の製造ラインと並んで、大きな資産になったと考えています。

バランスシートには計上されない、会社の資産です。


開発部門体が、新しいゴールへ進んでいきました






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