意識のなだれはいつ起こるのか。

「意識の研究」(スタニスラス・ドゥアンヌ)を学ぶことは、コーチング理論の理解をさらに深めることができます。

「無意識の書き替え」などにおいて、独自の味をつけていきたいと勉強しています。


この一連のブログ投稿は私の学習ノートです。今回は、無意識、意識に続くテーマ

「意識のしるし」を書いていきます。


無意識に関する記事(41件の目次)は、ここです。

意識に関する記事(12件)は、ここです。

 


fMRIは、脳のどこで活性化が生じるのかを特定するツールですが、いつ生じたのかは測定できません。

なだれのような意識の経時変化を測定するには、EEGやMEGを使います。


fMRI:磁気共鳴機能画像法(functional magnetic resonance imaging)

EEG:脳波( ElectroEncephaloGraphy)

MEG: 脳磁図記録 (Magneto-Encephalo-Graphy)

スタニスラス・ドゥアンヌたちの研究チームは、意識的に知覚されるケースと、まったく知覚されないケースの2つのイメージが、皮質でどのような消長をたどるのかを追跡しました。


「注意の瞬き」という、一瞬注意をそらされると、目の前に提示されている視覚刺激を一時的に知覚し損なう現象を使って実験しました。


研究チームは被験者に、ターゲットワードを検知するようにという課題を与えました。

しかも、ターゲットワードに先行する文字列が見えた時には、報告するよう指示をして、

一瞬彼らの注意をそらすよう仕向けました。


この先行する文字列を記憶するためには、注意を集中する必要があり、多くのトライアルでは、

被験者はそのためにターゲットワードを見逃しました。

見逃したことが確実にわかるよう、各トライアルの最後に、カーソルを使って何を見たかを被験者に報告してもらいました。


被験者は、半分のトライアルでは「単語が完全に見えた」と、またもう半分のトライアルでは「何も見えなかった」と報告するようになりました。



この実験と同時進行で、脳波を追跡していましたが、見えていない状態無意識の状態から見えたという知覚された状態にかけて活動が急に活発になることが記録されていました。

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