これまで、「情報空間のプロセスカイゼン①〜 ⑥」の記事で、
物理空間・情報空間における、プロセスカイゼンについてお話をしてきました。
今回はその概念のイメージ図を作成しましたので、皆さんにお届けします。
一番下に物理空間。そこから上側が情報空間となっています。
物理空間のカイゼンとして、TPS(トヨタ生産方式)のイメージを置きました。
まずあるべき姿(ゴール)を設定した上で、ここでもすでに、カイゼン対象者の「頭の中の現状否定」から入ります。
認知科学でいう「スコトーマ外し」と同じことです。
そして現状の見える化をおこないます。
その上にTPD(トヨタ製品開発)のイメージを置きました。
まずあるべき姿(ゴール)を設定した上で、ここでも、「現状否定=スコトーマ外し」から改善が始まります。
製品開発では、個人の頭の中にあって、他人には見えないノウハウなどを
可視化する手順が次に来ます。
これも対象が物理的なプロセスか情報を変化(加工)するプロセスかの違いだけで、
見える化=可視化の改善手順は同じです。
TPDの右上には、AgileとDevSecOpsのソフト開発も入れてああります。
一番上に、人の脳をイメージした絵があります。
ミライは、あなたの脳の中に記憶として存在しています。
「ミライをカイゼン」するとは、その記憶をカイゼンすることです。
現状の外にあるゴールを明確にした上で、
これもTPS ,TPDと同じように、現状否定=スコトーマ外しがカイゼンのスタートです。
スコトーマの原因を探し出し、それを取り除くことから初めて、
理想のゴールに向かうために必要なエフィカシーをあげていくことが、
具体的な手段になります。
このように上位概念で見てみると、それぞれのカイゼンの手順が見事に繋がります。
私はこれらの経験、トヨタの問題解決と認知科学コーチング理論で、
あなたの未来を描くお手伝いをします。
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