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執筆者の写真Hatsuo Yamada

情報空間のプロセスカイゼン ⑨ 設計者の知見を可視化する

更新日:2022年5月29日

色々な企業のカイゼン支援をしていると、よくこんな声を耳にします。

「経験者が定年退職してしまうので、貴重な知見が無くなってしまう。」


設計者の脳の中をイメージしてみます。


長年の経験で培った知見がたくさん詰まっています。


このままこの方が退職してしまうと、

この知見は彼とともに企業から亡くなってしまいます。


「若手の設計者を今から教育するのでは、大変な時間が必要だ。」


「どうしよう?」

「困った!」


こんな時いつもお薦めしている方法があります。


熟練設計者の知見を可視化することです。

「そんなこと言われたって、それができないから苦労している・・」

という声が聞こえて来そうです。



  1. 経験者の高度な知見が必要な設計図を選び出します。

  2. 計手順に沿ってインタビューして、熟練者のノウハウを記録していきます。

この時最も重要なことは、熟練者からインタビューすることです。

熟練者にとってその知見は、当たり前のことですので、

彼のスコトーマに隠されているからです。


若手設計者でも良いでしょう。必ず、当事者以外の人が聞き出すことが重要です。


私はこれらの経験、トヨタの問題解決と認知科学コーチング理論で、


あなたの未来を描くお手伝いをします。


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