皆さん聞いてください。
15年にわたる私のゴルフクラブとの戦い、、ゴルフクラブから受けた調教?
私のゴルフは競技志向ではありません。
私は、ゴルフを楽しむために、ハンディキャップまでつけて、競わなくても良いのではないか。「あるがまま」と言いながら、救済措置をルールに入れ込んでなんとしても結果のスコアを競うと言うのは、私が趣味にするにはちょっと馴染みません。
今日は私が今使っているクラブについてのお話を聞いていただきたいと思います。
その名を「絶滅危惧種のクラブ」またの名を「悶絶クラブ」と呼ばれています。
ほとんどの方は、下記の記事を読んでいただいても理解不能ではないかと推察いたします。人間は過去から蓄積してきた、自分のブリーフシステムで生きているのです。
こんな世界もあるのだと感じていただければ、よろしいかと思います。
悶絶クラブとの出会い
2009年10月11日(日)HBSへ新しいクラブをとりに行く。
前日に横濱JAZZプロムナードコンサートを聞きに行き、ジャズを聴くのが久しぶりだったので、心から懐かしい思いをした。
すっかり盛り上がってしまい、家に着いたのが11時半を過ぎていた。久しぶりの深酒となってしまった。
翌朝はいつもの習慣で早く目覚めてしまったが、少し昨夜のお酒が残っていたようだ。
新しいクラブを引き取る時にはいつも、遠足の前の晩の子供の心境。
ワクワクしながらHBSに10時過ぎに到着、扉を開けると、パソコンの前に可愛いお嬢さんが座っていて、「おはよう」と声をかけると「おはようございます。今お父さんを呼んで来ます。」という答えと同時に店長が入ってきた。
店長が、お店の練習打席の後方から8本の新しいクラブを持ってきてくれた。
新しいクラブを引き取るときは、いつも早く持ってかえって練習場に直行したい気分に駆られる。
店長がドキュメントをパソコンから印刷してくれている間に6iを打ってみたが、シャフトのやわらかさを強く感じた。
実は、2~3発打ってみたが、正直言ってあまり良い感触は伝わってこなかったのだ。
ドライバーを作ってもらうかどうかは、アイアンの感触を見てから検討することにしていた。
お店にあるドライバーを打たせてもらったが、あまり良く分からなかったので、とりあえずアイアンを試してみることにして、HBSを後にした。
早く試してみたいと言う気持ちを抑えて、練習場で3時間、2階の鏡の前に陣取った。
説明書には40球から100球の慣らし運転が必要というコメントがあったので、まずは一本一本軽く打ってみることにした。
PWのはけ塗りから始めて、50球くらい打ったところで、右手のクランチを入れてみた。
シャフトがボールをプッシュするような感覚が強くつたわってきた。
(注:クランチの正しい概念自体当時は分かっていなかった)
こんな調子でフルスイングをしないように自分の気持ちを押えながら約2時間かけて、8本の試運転を終了した。
Inverness Aug.2012
そのあと8iで少し強く打ってみたが、あまり良いあたりがしない。
7iでも6iでも何かあたりが良くなかった。一度だけ昔のスイングで8iを打ってみたが、重くてとても無理だということを再認識することができただけだった。
一つだけ練習ボールにニューイングが混じっていたので、7iで上まであげてから振り下ろしてみたら160yまで飛んで、今日一だった。
「慣れるのに時間が掛かるのかなー・・」と肩を落としながら、家路に着いた。
この後十数年の長い長いトンネルの中に入ってしまうことは、想像もしていなかった。
練習をするたびに、ラウンドでショットをするたびに感じるあの不快感。
「あっ!!」「ぎゃっ!!」「ぐわっ!!」・・・・・
海馬が受け取ったこれらの負の情報は、
いつの間にか負の長期情報として大脳辺縁系に、
長期的に記憶され、蓄積されてしまったのだ。
これをトラウマということを後で学んだ。
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