山口信吾さんの「定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう」を読んだのは、1998年か1999年頃のことでした。
この後、この「リンクス」という言葉が私の頭から離れなくなってしまいました。
ゴルフを楽しむってこういうことだと心底共感してしまいました。
今、改めてこの本を手にとって、プロローグから読み始めましたが、私はこの最初の文章に魂を抜かれてしまったのです。どこにかかれた文章だったという記憶がないのですが、これが私の目標になってしまったのです。
実はこの文章を改めて読み返して見るまで、実は山口さんが書いていらっしゃったとは認識してはいませんでした。
しかし、今まさに私は山口さんと全く同じことを考えています。
山口さんは「イリー」に魅了されたようですが、私はこの反対の西海岸が大好きです。
Johnというほぼ同年代の友達ができて、彼の家族とも食事を一緒にさせてもらう仲になりました。
彼が住んでいるのは、Irvine(アーバイン)という街で、車で20分くらいのところにプレストウィック、あと15分暗い南に行くと、今はトランプのターンベリーがあります。
他にもたくさんの素晴らしいリンクスがありますが、Johnが連れて行ってくれたLargsでは、日本から来たということで、£2.5しか取りませんでした。素晴らしい街です。
現地に住んだら正規料金を取られますが、日本のゴルフ場の感覚からすれば、全くリーズナブルです。(そんなことはどうでも良いのです)
下記は引用
◎スコットランドに住む
(山口信吾さんの「定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう」より)
1年後には定年がやってきます。定年後は「新しい人生」を始めたいと思っています。セントアンドルーズの南にある、イリーという人口900人の小さな村に住むつもりです。
この村にあるゴルフハウスクラブという不思議な名前のリンクスは、美しい家々に囲まれ、フェアウェイからフォース湾への眺めが素晴らしいのです。初めてここを訪れたとき「住むならここだ」と思いました。
フェアウェイに面した小さな家に住むつもりです。そこからはフォース湾への見晴らしが良く、遠く対岸には、ミュアフィールドやノースベリックがあるイーストロウジアン地方が霞んで見えます。
リンクスをわたる風に吹かれながらテラスで過ごし、気が向けば好きなだけリンクスを回る生活を夢見ています。
1997年に初めてスコットランドを訪れ、セント アンドルーズ、カーヌスティ、マクリハニッシュ、プレストウィックを巡りました。ぼくは、このたった一度の旅でリンクスの魅力にとりつかれ、それ以来、毎年、リンクスへの巡礼を続けています。スコットランド、イングランド、ウェールズ、アイルランドの海岸地帯には百数十カ所のリンクスがあります。今までに8ヵ所を訪ねました。いずれすべてを訪ねたいと思っています。
(*山田もこれらのリンクスは全て制覇しています)
あなたも定年後の人生を考え始めませんか?
私はリンクスゴルフでした。
あなたは心からやりたいことを心の奥にしまい忘れていませんか?
まだ手遅れではありませんよ。
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