前頭前皮質は、情報を保持・検討し、遂行中の計画に統合します。

「意識の研究」を学ぶことで、自分なりの無意識の書き替えなどのコーチング理論について考えたいと思います。


この一連のブログ投稿は私の学習ノートです。

無意識に関する記事(41件の目次)は、ここにあります。

 

私たちは言葉を学ぶときに、自分の行為を思い出し、批評し、設計し、予行演習などをしています。

短期間で消え去ってしまう情報が消えずに、脳は反響室のような状態になります。


そしてもっとも長時間存続した情報が存続しているあいだに、その情報は思考プロセスに影響力を蓄えます。

これを意識的な思考と呼びます。

  • 意識は過去のこれまであったものを、未来のこれからあるのものに結びつける役割を果たします。


  • 意識は感覚器官から取り込まれたメッセージを、統合化されたコードに集約しています。そのコードは、遅延なく伝達できるようにコンパクトな形態をとり、「ワーキングメモリ」と通常呼ばれる場所に蓄えられます。ワーキングメモリと意識は密接に関連しています。


  • 意識は持続する思考を形成しています。ある情報が意識されると、私たちがそれに注意を向けているあいだ、その情報はフレッシュな状態で脳のなかに存続していられます。


一時記憶の細胞メカニズムは、人間からサル、ネコ、ラット、マウスに至るまで、あらゆる哺乳類に存在します。


記憶能力を備えた生物は、環境に起因する不測の緊急事態から自身を切り離うことができます。現在にしばられず、過去を思い起こし未来を予期することができます。


過去の記憶をもとに、岩陰に隠れている目には見えない捕食者の存在に思い至るか否かは、自らの生死に関わる重要な能力です。


時間、空間、知識にわたって集められた情報を統合し、それを参照できる能力は、意識の基本構成要素であります。そしてその能力は進化を通じて積極的に選択されたものであります。


心理学者が「ワーキングメモリ」と呼んでいる心の構成要素は、背外側前頭前皮質と、それに結合する脳領域の主要な機能の一つです。


ワーキングメモリ」は、意識によってとらえられた知識の保管場所です。


脳画像法を用いた実験では、電話番号、色、フラッシュされた画像の形状などの一片の情報を、被験者が短期間保持しようとするときは、これらの領域に活性化が見られます。



前頭前野のニューロンは、活動記憶を保持し、短期記憶課題遂行中に、イメージが消えてからしばらく経っても、ときには数十秒が経過したあとでも発火し続けます。





また、前頭前皮質の機能が損なわれたり注意がそらされたりすると、この記憶は失われ、無意識という忘却へ転落してしまいます。


意識に直接関係する障害には、

  • 半側空間無視(片側、通常は左側の空間に対する気づきが妨げられる)

  • 意志欠乏(自発的に行動を起こせない)

  • 無動無言症(言葉による報告ができない、ただし復唱は可能な場合もある)

  • 病態失認(麻痺などの自分の重篤な病態に気づかない)

  • 自己認識的記憶の障害(自分の思考を思い起こし分析することができない)

などがあります。


前頭前皮質は、情報を保持・検討し、現在遂行中の計画に統合します。


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