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執筆者の写真Hatsuo Yamada

ロイヤルドーノックに到着、リンクスの芝の感触を味わう

更新日:2022年5月29日


私がクラブを作ってもらったり、スイングを見てもらったりしている師匠が、横須賀の大谷部というところで、ハミングバード・スポルテ(HBS)という名前のお店を営んでいます。


悶絶はすでに6年も続いていました。

「もうやめたい、元に戻したい」と意を決して師匠に伝えました。

返ってきた答えは、「もう元へは戻れません」

 

2017年夏 8月11日

アバディーンからドーノックに向かう途中で、Nairnで最初のラウンドをしました。


今回の旅を依頼した旅行会社はSNSで知ったのですが、大学の後輩にあたる方がやっている会社です。

私独自のプランでは、まずドーノックに先に到着するプランになってしまいますが、彼がNairnを旅程の初めに組み込んでくれたことには、本当に感謝しています。


Nairnでラウンドしてから、ドーノックに向かいます。


ロイヤルドーノックへは、2012年8月に友人たちと訪れました。


その時は、アバディーン→ドーノック(宿泊せず)→キングスバーンズ→セントアンドリュース周辺と言う日程でした。


朝、アバディーンから車でドーノックに向かい、グレンモランジの醸造所を見学した後、ドーノックで1ラウンドして、そのままFifeのキングスバーンズまで、車を走らせました。強行軍でした。


時間の見積りを間違えてしまい、キングスバーンズに到着したときには日が落ちていましたので、夜10時過ぎでした。そこからワインで乾杯して、夜更けまで話はつきませんでした。


今回、2017年は、一人旅です。

ホテルはロイヤルドーノックのクラブハウスから見て、コースの左手のドーノック ホテルです。外観はお城のような雰囲気を醸し出しています。

年季の入った建物で、そーっと歩いても、その度に床は悲鳴をあげていました。


ワインと糖質の少ない食べ物で、簡単な夕食を済ませると、外は日が落ちて薄暗くなっていました。


ホテルの建物から庭を真っ直ぐに歩いていくと、道を渡った反対側に低い石の壁があり、それを飛び越えるとまさしくロイヤルドーノックの18番ホールのフェアウエイが見えます。


ゴルフ場が自分の庭のような感覚です。みなさんにはご理解いただけるか心配ですが、私はこのようなロケーションがたまらなく好きなのです。

こんなにゴルフを身近に感じられることはありません。


2008年には、セントアンドリュースのR&Aの建物の裏手の、ゲストハウスに役1週滞在しました。あの時はオールドコースのティーインググラウンド(昔の表現、今はティーングエリア)から3分くらいの建物でした。

今回はもっと近く、自分の宿泊している部屋からもロイヤルドーノックが見渡せるのです。


夜、ワインの心地良い酔いに任せて、リンクの方まで歩いていきました。



右側には何度も写真で見たことがあるおなじみのクラブハウスが、煌々と光り輝いて見えます。


夏の夜です。

数人の人が犬を連れ、あるいはカップルでコース内を散歩している影だけが動いて見えます。


スコットランドの芝の上を歩くのは、本当に気持ちが良いものです。


日本の夏に比べたら、寒いくらいに感じる気温ですが、日本語の「夕涼み」を楽しんでいます。





明日はWick GCに予約が入っています。ドーノックからさらに北へ数キロ走ったところです。


この年は悶絶もかなり治ってはいましたが、それでもクラブヘッドが地面に突き刺さるような、強い衝撃を感じるショットが、時々発生します。


時差も残っていますので、この日は静かに就寝です。

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