top of page

フロイトに対する多くの批判があります

更新日:2022年5月29日

(認知科学)コーチングでは、無意識を書き換えることがゴール達成の有力な手段です。

私は「意識の研究」を勉強することによって、無意識の書き換えの方法などのコーチング理論に加えて、私なりのやり方を考えていきたいと思っています。


この一連のブログ記事は、私の勉強ノートです。

 

心のプロセスの大部分が当人にも気づかれずに実行されていることを発見したのは、一般にはジークムント・フロイト(1856~1939)とされてますが、おもにフロイト自身が作り上げた神話だった様です。




歴史家で哲学者のマルセル・ゴーシェが下記のように指摘しています。

「精神分析以前の時代には、一貫して心は意識と同一視されていたとフロイトは主張するが、この言明は厳密には誤りであると言わねばならない」



私のような素人は簡単に騙されてしまいますが、フロイトの書籍などは まだ読んでいませんので、救われました。

何かの時に聞いた記憶があるのですが、「フロイトは催眠術も下手だった」と苫米地博士が仰っていました。


古代ローマ時代には、医学者のガレノス(129頃~200頃)や哲学者のプロティノス (204頃~270頃)は、歩行や呼吸など、いくつかの身体の活動が注意の働きなしに生じることに気づいていました。


彼らの医学知識は、ヒポクラテス(BC460頃〜BC377頃)から受け継いだものです。


ヒポクラテスは、『神聖な病』というタイトルの、てんかんに関する書物を著していますが、そこでは身体が突然所有者の意思に反して誤って動くと記されています。

快楽、喜び、笑い、おどけ、さらには悲しみ、苦痛、悲嘆、悲哀が、脳から生じることを

よく認識しておく必要があります。


脳によって、考え、何かを見、聞き、美と醜、善と悪、快と不快を区別します。


ローマ帝国の没落に続く暗黒時代においては、インドやアラブの学者が、医術に関する古代の知恵を継承します。


フロイトより何世紀も前に、

  • アウグスティヌス (354~430)

  • トマス・アクィナス(1235~74)

  • デカルト(1596~1650)

  • スピノザ(1632~77)

  • ライプニッツ(1646~1716)

多くの哲学者は、人間の行動が知覚運動性反射から自覚のない動機や隠れた欲望に至るまで、内省でとらえられない一連のメカニズムによって駆りたてられていると論じました。


スピノザは、

  • 幼児のミルクにに対する欲求、

  • 復讐心、

  • 大酒飲みのアルコールに対する欲望、

  • とめどない饒舌など、

数々の無意識の衝動に言及しています。

哲学者の時代です。


一八世紀から一九世紀にかけて、神経科学者は、無意識の神経回路が遍在する証拠を次々に発見していきました。

  • マーシャル・ホール(1790~1854)は、特定の感覚入力を特定の運動出力に結びつける「反射弓」の概念を提起し、脊髄に起源を持つ基本的な動作に対しては意志のコントロールが及ばないことを強調しました。

  • ジョン・ヒューリングス・ジャクソン(1835~1911)・・脳幹から皮質へ、自律的な作用からより自発的で意識的な作用へ至る、神経系の階層的な組織について

  • テオデュール・リボー (1839~1916)・・行動記憶に蓄積された実践知識

  • ガブリエル・タルド(1843~1904)・・無意識の模倣

  • ピエール・ジャネ(1859~1947)・・幼少期に形成されて人格の核を成す潜在意識の目標


ウィーンでフロイトの同僚だった神経学者のジークムント・エクスナーは1899年に、

『「私は考える」「私は感じる」ではなく、「それを私の内部で考える」「それを私の内部で感じる」と言うべきだ」』と述べています。


この言葉は、1923年に刊行されたフロイトの著書『自我とエス』に20年ほど先立って発表されています。


実験心理学は、19世紀後半から20世紀前半にかけて誕生しました。

正確な反応時間やエラーについての系統的なデータの収集など、新たな実験方法が盛んに用いられるようになっていましたが、

フロイトは、心に関するモデルを、真剣に検証せずに提示していました。


小説『ロリータ』で世界的に有名なウラジーミル・ナボコフは、フロイトに対して

「だまされやすい人や下品な人には、すべての心の悩みは、いにしえのギリシア神話を自分の秘所に毎日適用することで解消できると信じさせておけばよい。私はそんなことには何の興味もない。」と批判しています。

閲覧数:17回0件のコメント

Comments


bottom of page