Kingsbarnsでのゲームが終わり、韓国人プレイヤーから解放され、クラブのパブでチリをつまみに喉を潤して、KingsBarnsを後にしました。帰りは、もちろん道を間違えようがありませんでした。
行きがけに道をまちがえたのは、StAndrewsの街から出るときに、A915の方に曲がってしまったからでした。
マップをご覧いただくと海岸線がずっと続いています。
この海岸沿を歩くトレッキングコースが繋がっています。
私はスコットランドに住んで、この海岸線を歩くのが夢の一つでもあります。
ゴルフをやっていると、犬を連れて散歩されている方や、デイパックを担いで、トレッキングを楽しんでいる方々をよく見かけます。
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さて、せっかくの StAndrewsです。1日2ラウンドを楽しみます。
Jubileeに到着してスターターに申し込むと、この日は月曜日ということもあって、前日とは違ってすぐにプレイできました。
Kingbarnsで一緒だった、韓国の方も今回は別のゴルフ場を目指していきました。
今回は一人で、のんびりとゴルフを楽しみます。
しかし、ゴルフの内容は惨めなものでした。
13番ホールで手持ちのボールが1個という状況になってしまいました。
なんとか左右のフェスキューという長い草のラフに入れないようにこらえて、こらえて
つないで行きました。
14番ではロストボールをひとつ回収、「なんとかなるかな?」と思うまもなく、
15番でそれがなくなってしまいました。
16番でOBが出て、万事休す。
他のゴルファーの打ったボールに当たらないように気をつけながら、コースの隅を歩いてゲストハウスにとぼとぼと戻るしかなす術はありませんでした。
その時はゴルフバッグを担いで、とぼとぼ歩く日本人を、どこかで見ている人がないか周囲に目をくばりながら歩いたのでした。
惨めな思いをしまたが、後になれば思い出として心に残ります。
前日は調子がよかったドライバーが曲がりだし、ラフに入ってしまいます。
そうなると抜けだすことが困難になります。
それよりボールが見つかったら儲けものと感謝しなければいけないほど、
フェスキューに痛めつけられます。
当時の日記には、「ラフに入ったらどうするかを慎重に考えていくことで、大けがを防ぐようになるのではないかと思う」と記録してありました。
しかし、私の無意識が恐怖に慄いているわけですので、「ラフに入ったらどうするかを慎重に考えていくこと」くらいでは、対処できないことを学びました。
こういう時には、海馬に一時的に蓄えられた記憶が、大脳辺縁系に長期記憶として残る前に、下記のような方法があります。(苫米地博士に教えていただいた方法)
脳の中に想像したテレビ画面にその映像を映し出し、
テレビについている画像を小さくするボタンで、その記憶の画像を小さく縮める
そして、その小さくなった画像を摘んで、ゴミ箱に捨てる
StAndrewsをホームと感じるまでには、もう一晩眠る必要がありそうです。
宿に帰ってジャッキーにその話をすると、気の毒そうな顔をして「Jubileeは狭くて長いのよ。難しいコースだわ」と慰められました。
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