ゲームチェンジ:スイスの「ゼニス(Zenith)」の事例

スイスの時計メーカーで「ゼニス(Zenith)」という会社がありました。


時計の内部機構 (ムーブメント)までもすべて自社で製造できる時計メーカーで、機械式の、いわゆる「自動巻き」の時計を造っていました。


その後、日本の時計メーカー「セイコー」がクォーツ時計を開発・発売し、さらにのちに特許を公開したことで、各社が競ってクォーツ時計を発売し、クォーツ時計の価格が大幅に下がりました。


これが「クォーツショック」などと呼ばれる、時計の一大産業革命でした。


機械式時計のゼニスは、これにより経営危機に陥り、テレビなどを造っていたアメリカの家電会社に買収されました。


買収した親会社は「これからはクォーツの時代だ」として、機械式時計の生産をやめさせました。


新しく来た経営陣から「図面や金型まですべて廃棄しろ」と言われましたが、機械式時計の技術が途絶えたらまずいと考えた当時の工場長はこの指示に従うふりをしつつ、

図面や金型などを靴箱に詰め、こっそり工場の屋根裏に隠しました。


およそ10年後、ゼニスはスイスのファンドに買収され、再びスイス資本に戻りました。


この頃、クォ ーツ時計の価格はさらに大幅に下がっていて、もはや日用品の一つと化していました。


利幅の薄いクォーツ時計よりも、コアなファンが多い機械式時計の方が利幅が大きいと判断したスイスの経営陣たちは、ゼニスに機械式時計の製造を復活させることにしました。


もし「クォーツショック」のときに、アメリカの経営陣の指示どおり、機械式時計の図面や金型を廃棄してしまっていたら、ゼニスはスイスの経営陣の要求に応えることはできなかったでしょう。

また、機械式時計を製造する技術は現代にも伝わっていなかったでしょう。


まだ、10年という、比較的短い歳月だったので、当時の技術者を呼び戻すことができたのでした。それでも製造停止以前のような精密な時計を造るのには時間がかかりました。


「技術」が廃れてしまうことが問題なのです。


ガソリン自動車というのは、まさに技術の粋を集めて造られています。電気自動車の技術は、ガソリン車に比べたらほとんどいらないと言っても過言ではないようです。

技術は一度途絶えると、簡単には元に戻すことができません。


技術で最も大事なことは「継承」である。そういう意味でも、「ガソリン車ゼロ政策」は日本の自動車メーカー潰しの政策なのです。


国際大会のスポーツでも、柔道は日本の柔道では無くなってしまいました。

ルールが変更されてしまい、見ていられないほどつまらない試合が多くなってしまいました。


お互いに襟を掴むところから始まるのが本来ではないかと思います。

しかし、お互いに襟を掴むのに3分を経過してしまい、延長に入ってしまうことも珍しくありません。


これもオリジナルから国際化を経て、ルールが変更されてしまい、今の姿になっています。



ガソリンからEVへのルール変更がまさにこれに当たると思います。


✊グー・✌チョキ・✋パーのルールを後出しで、✌チョキ・✋パー・✊グーに変えるようなもpのです、

それより、グー・パー・チョキに勝てるオールマイティの、<ノミ>を作っています。


子供の遊びをそのまま大人の世界に置き換えただけのように感じます。

でも、これが世界の常識になっているのが現状です。


神を信奉してきた人たちが、「神」と言う言葉で目を逸らせておいて、自分だけがお金を集める競争になっているのが、今です。


 

日本は幸か不幸か、敗戦からこれまで特別な教育を受けてきました。


一例ですが、戦勝国連合を「国連」という、権威ある機関だと思い込むような教育をされた敗戦国の国民が、「国連」に絶対の信頼を置いているなどは、他所から見たら滑稽そのものです。


私の父はその教育をまともに受けて、軍国主義=天皇=悪と信じたままこの世を去りました。


本当の真実は、人それぞれの脳の中にあって、実像はどこにもないのかも知れません。

しかし、それは自分が自分の関係性の中で重要な情報を脳に溜め込んで作っていくことで、誰かに洗脳されて作るものではありません。


誤解されたくないのですが、私は何かを批判して書いているわけではありません。


「自分の関係性の中で重要な情報を脳に溜め込んで作っていくこと」ですから、できるだけ良質な情報を選ぶ力を持つことが重要だと思います。


このような力を付けて、自分で判断できることが本当に重要だと思います。


実は私は会社時代には、仕事に関する以外の世間の情報に無頓着でした。退職後少し間口を広げていろいろな情報に接することで、今の心の状態になりつつあります。


一方で、退職後の未来を思い描いた事で今の現実を迎えています。コーチングの接する以前です。(会社で受講した”コーチング”は、論外です)



このブログを読んでくださる方々にも、現状を超えた視点を持つことをお勧めします。


コーチングでは、現状の視点で隠されてしまうことを「スコトーマ」と言い、それを超えたところにゴールを設定すると、今まで気づかなかった情報がたくさん飛び込んで来るようになると説明しています。


トヨタ式でいうところの、「思い込み」です。

カイゼンは「思い込み」を壊す事から始まります。


現状をありのままに見える化しても、「思い込み=スコトーマ」に隠されていては、本当の問題が見えてきません。


スコトーマは、「コンフォートゾーン」に隠れています。

誰でも慣れ親しんだ、心地よい環境です。


「コンフォートゾーン」は、ドリームキラーによって作られるようなこともありますが、「ホメオスタシス」という恒常性維持機能=(体温を正常に保つ)などによる場合もあります。


ドリームキラーは、周囲にいる自分の夢を壊す人達ですが、その人たちは良かれと思って接してくる場合がありますので、無視するか、その人の本心を見極めれば自分への影響を排除できます。

自分自身に、他からの影響を受けて壊されないような信念があれば、問題はありません。


ホメオスタシスは、森羅万象、宇宙の万物の全てが影響を受けている現象ですので、それを感じ取って自分の中で意識した上で、うまく折り合いをつけることが重要です。


この先はコーチングを受けていただければ、言語/非言語で導いて差し上げます。


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