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執筆者の写真Hatsuo Yamada

エジンバラ観光

終点エディンバラ・ウィバリー駅で降りて、まずはカールトンヒルを目指します。私の悪い癖で、初めての土地でも適当に当たりをつけて歩き始めてしまいます。この悪い癖のせいで、何度も迷子になったことがあります。


地図もみずに適当に歩き味めてしまい、今回はすこし道草を食った程度で済みましたが、途中で軌道修正をして、カールトン・ヒルに到着することが出来ました。

モニュメント以外は何もない丘でした。でも、眺めは最高です。



丘から周囲を眺めると、アーサーズシートという大昔の噴火でできた巨岩というか、山のような岩の塊という表現が目の前に見えて、圧巻でした。名前の由来は、尖った岩の上がアーサー王の椅子というわけだと想像しました。

その反対側にはエディンバラ城が聳えています。ガイドブックに書いてありましたが、確かにここはエディンバラ屈指の撮影ポイントです。10時前にもかかわらず観光客も多く、犬を散歩させている人も見かけました。


もう一度ディンバラ駅に戻り、近くでバスツアーを探します。公園の近くにチケット売り場を見つけたので、早速24時間有効ののチケットを購入し、バスに乗り込みました。このバスは24時間有効で乗り降り自由。£20なので、観光スポットをタクシーで回るよりリーズナブルだと思いました。まず初めに、エディンバラ城の前でバスを降りてエディンバラ城を見学することにしました。


バスを降りると青いユニフォームを着たバス会社の女の子が、チケットを見せろと言っています。私にはそう聞こえてしまいましたが、城内見学のチケットは持っているかと聞いたようでした。城内のチケット売り場で購入しても、値段は同じですが、並ばなくて済む分、時間の短縮になるそうです。確かに購入しておいてよかったと後で思いました。城内のチケット売り場には人が行列を作っていました。


朝から観光客でいっぱいになっています。人気スポットなのです。目指すはマリー女王の肖像画。テレビで見た時は観光客が一人もおらず厳かな印象を受けて期待していたが、人がたくさんいるとそんな雰囲気も感じられず、すこし幻滅しました。

多くの観光客はイヤホンで解説を聞いています。多分エリザベス女王との確執やその果ての悲劇についての解説だと想像しました。この城では存在感が大きく、肖像画も最も大きなサイズの一つで、中央に堂々と飾られていました。


エディンバラ城の見所は、城の上から見下ろすエディンバラの街だと思います。アーサーズシートやカールトンヒルの高所と人々が暮らす低い街並みが広がり、思わず息を飲む風景でした。


お城では夏の名物行事であるミリタリタトゥーの準備が進められており、お城の入り口のところに大きなステージと観客席が作られていました。街中ではジャズ&ブルースフェスティバルの期間中で、至る所でミニコンサートが行われていて賑やかでした。

私は日本の夏にジャズを聴くのは、暑くて湿度が高いのでうるさくて好きではないが、夏といってもスコットランドの夏は涼しいので、野外セッションにはピッタリなのかもしれないと思いました。


お城から降りてきて土産物の物色です。城から真っ直ぐ下り坂の伸びている道路はロイヤルマイルと言って、賑やかな通りです。どの店に入ってもタータンのショールやマフラー、ウイスキーなど同じようなものが置いてありました。朝はりんごしか食べなかったので、お腹がすいてきました。もう11時を過ぎているからパブも賑わい始めています。近くのパブでエールとスープを注文して腹ごしらえをしました。


エールのお陰で、すこし気持ち良くなったので、またバスに乗ります。バスに揺られていると眠くなってきました。気が付いたら、1周回って、エディンバラ駅のバスのスタート地点についていました。そこでまた別の系統のバスに乗り、アーサーズシートを目指しました。


私は巨岩の麓で降りて、多くの人たちと一緒に山に向かって歩き出しました。結構急な上り坂で途中で休みながら登っていきます。子供連れやカップルなど様々な人が歩いています。


実は、アーサーズシートに行くには、私が歩いたルートではなかったらしいのです。道を間違えました。私が歩いてきたのは、アーサーズシートの突き出した部分の下側を通って、もう一つのピークへの登り口につながっている道でした。ここから引き返してもう一度挑戦するにはチャージが必要です。


市内観光バスのピックアップポイントに歩いていく途中、ホリールード・ハウス・パレスを見つけました。先月日本のテレビで放送していたが、エリザベス女王が使わない時には一般公開することになっている宮殿です。女王がここを使うのは1年のうちでもほとんどないのでしょう。一般公開用に柵などが設置されていましたが、日常は一般公開されているのではないか、こちらの方がレギュラーな風景のような気がします。


アーサーズシートのある一帯をホリールード公園といいます。事前にこの二つは自分の中では繋がっていませんでしたが、もともと王族の所有地で、全体が公園となったのだと思います。入場料は£20とかなり高いが、見る価値はありました。女王のベッドルームなども公開されているが、部屋としては広すぎて落ち着いて寝ることができるのかどうか、本当はもっとこじんまりとしたところに寝ているのではないかなど、余計なことを考えてしまいました。


さすがに王室のものということで、庭園は素晴らしい景観でした。特にアーサーズシートを見上げることのできる場所は、借景としては見事な景色です。

期せずして素晴らしい庭を楽しむことができました。


エディンバラは今の自分には持て余し気味です。もっと若い時に来ればよかったと思いました。夜になったら、夜景も見事だったと思いますが、体力が続きません。体力があれば、アーサーズシートのウォーキングはもっと楽しむ事ができたと思います。


でも、何度もスコットランドに来ていますが、観光したのはこれが初めてです。

これまでは、スコットランドに到着して、5〜6日くらいゴルフをして、日本に直帰の日程でした。今回は是ねいオープンも観戦しましたし、エジンバラも観光できました。



ゴルフの調子がも

っとよければ、今までと同じゴルフをして帰るだけでしたが、良いも悪いも、悶絶クラブに阻まれて、観光ができました。

スコットランドの夏は、過ごしやすくて本当に居心地が良い土地です。

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